元古着屋rengaの日々の泡

今日はちょっと番外編で。

以前、もう数年前の話になってしまいますが一般男子の大会を見に行って気づいたことを書きたいと思います。

その試合はBEST4をかけての試合だったかと思います。

ご存知の通りそのレベルのチームは強豪ぞろい。

頭一つとびぬけたチームもあったりもしますが毎年結構入れ替わることもあります。

その試合ももちろん強豪 vs 強豪 (チーム名は何となく伏せておきます）

一進一退の攻防。

と、一方のチームが一気に引き離し15点差。

するとまた一方がじわりじわりと詰め寄り同点。

またシーソーゲーム

そんな試合でした。

激しいぶつかり合いを想像するかもしれませんが

その時感じたことは

一時停止のような静けさでした。

実際は静かではないんです。

でも静かなんです。

コート上の５ vs ５がピンと張りつめているというか

マンツーマンの各対が、なんというか武道の対峙のような感じといいましょうか。

武道をかじったこともないし詳しくもないので引き合いに出すのはちょっと気が引けますが

とにかく今想像しても静かで一つ一つのプレーが綺麗でした。

まさに

Simple is the BEST

の状態

無駄な動きがない　もしくは極力省いたコート上

これぞ玄人同士の対決

と思わせるものでした。

あの試合が僕の記憶に強烈に残っていて

理想の一つになっています。

逆にまだまだ成長過程にあるチーム同士の試合は

複雑でチーム内の調和がなく個々の我が衝突し激しく乱れています。

目指すはシンプルで静かなバスケット

しかし隙を見せたら一気に食われる激しい攻撃性



背伸びせず、かっこつけず

まだまだうまくなれると信じて、やるべきことを一つ一つ丁寧に。

髭とバスケットと私④